「使える」とはどういうこと?
前回書かせていただいた、N3の日本語能力とはどのくらいなのか?(前編)・N3の日本語能力とはどのくらいなのか?(後編)をご覧になっていただければどのくらいの日本語能力があるか把握していただけると思います。
そうなると、次に気になるのは、「使えるのかどうか」という点になるかと思います。
(使えるってちょっと表現として微妙な気もしますが、現状では、多くのグローバル人材がジュニアなポジションから始めるのが現実なので、上司から見て使えるかどうかという視点は欠かせないので、このまま使用したいと思います。)
そうしたら、
という記事を見つけました。この記事、代表の内田のサラリーマン経験によると、一般的には確かにそうだよね、とうなづける内容だそうです。
この記事によると、優秀な部下の要素は下記のようにまとめられるそうです。そして、その中でも日本語能力のレベルに左右されやすい項目を太字にしてみました。
- 一般的に優秀と言われる部下の態度や振る舞いとは?
- 仕事を依頼したときに時気持ちよく引き受けてくれる!
- 報告・連絡・相談が徹底していて安心して仕事を任せられる!
- 一般的に優秀と言われる部下の仕事に対する姿勢とは?
- どんな仕事でも労を惜しまず全力で取り組む!
- 依頼された仕事をしっかりと的確にこなしてくれる!
- 上司が望むような形で期待以上の仕事をしてくれる!
- 一目置かれる優秀な部下になるための4つの能力とは?
- 上司の望んでいることを把握する能力を身に着けること!
- 一番適した内容を判断する能力を身に着けること!
- 自ら考えて行動する問題解決能力を身に着けること!
- 空気が読める!コミュニケーション能力を身に着けること! (以上、同記事より)
「使える部下」と言語能力の関係
上記の「優秀な部下」の定義のうち、言語能力に大きく影響を受けるのは全体の半分ほどですね。
たかが半分、されど半分・・・。
それでは次回から一つずつ細かく見てゆきましょう。